2020年(令和2年)9月12日(土)は藤巻班活動日でした。

班員の高齢化や藤巻町内の諸問題に関する会議も重なって、個人的な活動も数年前に比べできなくなっています。
数年前までは、現在公園事業中となっている(が、財政上の理由からか、事業着手になってから20年以上全く事業が進んでいない)高速道路東山トンネル上の遊歩道区域も、数年前までは、それなりに通行可能の遊歩道でしたが、藤巻班および協力する住民の高齢化などで、次第に荒れた樹林に推移している状態で、藤巻町樹林地帯の縦貫が難しくなりつつあります。

長期未整備公園緑地をめぐる様々な状況のなか、藤巻町でも、これらの状況にどのように対処するかという大きな課題を抱えながらの最近の活動です。
そうした状況のなかで今回は5名の班員が集まりました。
藤巻町の一部住宅散在区域を抱えた「自然に残った里山風景」を残したこの樹林区域の公園緑地をどのように整備していくかを考えながら活動中です。

その一環として、専門家の先生らの指導を受けながら植生調査や樹木の名札札かけにも取り組み、本日の活動日にも一部の班員が行いました。

また前回8月の活動日には、集合場所の高速道路トンネル上の藤棚周辺もササなどが生い茂っていたため、その周辺のササ刈りを中心に作業しましたが、今回は藤棚に面した道路を隔てた空地及び散策路周辺が、葛等の草に覆われていいますのでその付近の草抜きを中心に作業しました。

 


課題をかかえながら、雑木林と砂利道が残る「暮らしの森」「人と緑が共生するまち」を目指して、今後もできることを続けることにしています。