初期段階 要望書等


「藤巻の緑を守り藤巻町の将来を語る会」の結成
2008
年(平成20年)3月に名古屋市から公表された「長期未整備公園緑地の都市計画の見直しと整備ピログラム」に対して藤巻町住民は自分たちの将来の生活設計と藤巻町の存続問題を考えて有志が集まり勉強会を開始しました。
この整備プログラムは下記よりダウンロードできます。
(参考資料1)長期未整備公園緑地の都市計画の見直しと整備ぴログラム
この勉強会では、藤巻町全体として住民はどのように考えているか意向調査を行うことにしました。その母体の組織として上記藤巻の緑を守り藤巻町の将来を語る会」2011年1月に藤巻町自治会の協力を得て結成しました。
なお2011年当時の藤巻町の自然、社会。環境等の概況を、この頃から協力・指導していただくことになった名大環境学研究科・村山研究室にカルテとしてとりまとめられていただいた結果を記載します。





 

区域ごとの住民への説明会と住民アンケート
藤巻の緑を守り藤巻町の将来を語る会」の前身の勉強会の時代から区域別(組別)にまた全体での勉強会を重ねた後、藤巻町自治会(加入率98%)全世帯対象に住民アンケートを行いました。そのアンケート結果は下記よりダウンロードできます。回収率は95%を超えました。
アンケート報告第1報①
アンケート報告第1報②
アンケート報告第1報③
アンケート報告第1報④

アンケート報告第1報⑤ 


要望書の提出
検討会の議論、アンケート結果をとりまとめて自治会総会の承認を得た要望書を2011年(平成23年)に市当局に提出しました。
要望書の内容と当日の議事録は下記よりダウンロードできます。
要望書提出用(印鑑つき)
要望書提出議事録(市役所側送付用)


行政との勉強会 3回開催 区画整理による藤巻町存続の可能性
この要望書提出時の話し合いに基づき、都市計画課は、藤巻町の住宅を区画整理により集約し、まとまった樹林地を拡大する考えで公園と住宅の両立の可能性をシミュレーションされ、その結果を翌2012年に藤巻町との勉強会で報告していただきました。シミュレーション結果は下記よりダウンロードできます。 20120709都市計画課シミュレーション報告結果(本資料)


名大環境学研究科 村山研究室との交流とその指導
一方で、名古屋大学環境学研究科村山准教授より、名古屋市の都市計画マスタープランや「まちづくり」についての指導を受ける機会を得て、住民も村山研究室の協力を受け「まちづくり構想」についての勉強を開始しました。

 


 

藤巻町の基本方針 村山研究室の指導協力を受けて「まちづくり構想」策定へ
これらの様々な検討の結果、藤巻町では村山研究室の指導・協力を得て「まちづくり構想」を策定し、その検討を通じて市当局と話し合い、意見交換をしながら、藤巻町の将来を考えていくことになりました。


住民有志の集まり「藤巻の緑を守り藤巻町の将来を語り合う会」を 自治会の下部組織 特定課題プロジェクト「まちづくり検討チーム」へ
本格的に名古屋市のまちづくり企画課の支援を受けて「まちづくり構想」策定に取り組むためには、組織基盤強化を図る必要があると考え、2013年4月の藤巻町自治会総会で自治会会則を改訂し、「藤巻の緑を守り藤巻町の将来を語り合う会」を自治会下部組織として特定課題プロジェクト「まちづくり検討チーム」に組織換えしました。


住民有志の「なごや東山森づくりの会」への入会と藤巻班結成
藤巻の住環境の整備を始めとして、藤巻を「安心して暮らせるまち」にするためには、「藤巻の森」の荒廃を防ぐ必要があること、住民には一般の市民にとても快い森・緑地にすることに努める必要があるとの思いから、公園予定地等の整備にも積極的にかかわろうと考える住民10名ほどが2011年(平成23年)4月に、東山の森で活動している「森づくり」のボランティア団体「なごや東山の森づくりの会」に入会しました。同時に「藤巻班」を結成し月1回の定例活動の他、空いている時間を利用して森の整備に2018年現在も活動しています。