藤巻町自治会で保存している資料は、古い紙資料またはそれからpdf化した資料のみですので、とりあえずそれを編集しています。
1冊の資料を小分けした形で保存されたpdfファイル等で読み難いものですが、参考のために公開しておきます。
「10年の歩み」は完璧な形で保存されている住民の方もおられると思います。
自治会執行部に一時預けていただければ、より読みやすい形で公開できると思いますので、協力をお願いします。

高速道路の藤巻縦断計画は1975年(昭和50年)に公表され、当時の藤巻町住民は直ちに反応、活動組織をたちあげました。

以下はその活動に関して、自治会で保存している記録です。


以下の「高速道路藤巻だより」「藤巻だより1」等は、昭和50年の組織立ち上げ後、定期的または必要に応じて配布された会報(ただし保存されている分のみで1976年(昭和51年)10月ごろまでが中心)です。

高速道路藤巻だより
藤巻だより1
藤巻だより2
藤巻だより2-2
藤巻だより3
藤巻だより4
藤巻だより5
藤巻だより7
藤巻だより10
藤巻だより11,14
藤巻だより15,17,18

その後、大気汚染調査についての話題、記録が残されています。
高速道路会報〔大気調査)
高速道路会報36
高速道路会報65
高速道路会報号外(54.4.5)

以下は1985年(昭和60年)頃までの記録をまとめた「10年の歩み」です。
スキャン性能が悪く見難い資料になっています。また保存容量の問題で、区切りが悪い形で分冊になっていますが、順番にスキャンされていますので10分冊を通してよめば1式となります。
10年の歩み1
10年の歩み2
10年の歩み3
10年の歩み4
10年の歩み5
10年の歩み6
10年の歩み7
10年の歩み8
10年の歩み9
10年の歩み10

1993年(平成5年)までに、高速道路藤巻ルートは着工されることが確実になり用地買収も進められることになっため、「静かな環境を守り高速道路に反対する会」も解散したという最後の事務局長からの証言があります。あとは自治会のなかに「環境部会」を設けて活動を引き継ぐことになったといわれています。

1999年(平成11年)には藤巻町内の高速道路トンネル工事が開始されました。工事内容の説明です。
トンネル工事の説明資料

高速道路建設に関して、沿線住民への迷惑料的な意味をもって助成が行われました。下記の資料は、その助成の募集要項です。
藤巻町の集会所はこの助成金で建設されました。
高速道路による助成(集会所関連)

同時に藤巻町内で私道問題によって、公共水道が敷設されていない区域に、さまざまな手法を使って敷設されました。
高速道路による水道管敷設

【追記】
上記「高速道路藤巻だより」のp11に記載されている 月額500円の会費で運営されていました。1993年(平成5年)にこの会は解散しましたが、その積立金の残額180万円超が自治会に移管された後、塩漬け状態になっていました。
平成30年3月の第2次整備プログラム公表により、藤巻町の将来像がほぼ明らかになったため、私道問題を原因とした住環境の著しい不備な区域住民による改善活動に対する資金援助にこの積立金を活用することになりました。
具体的には2019年(平成31年)4月開催の総会で「まちづくり基金」として使用することを決議 運用方針を2019年(令和1年)6月の組長会で決議し、その直後から運用を開始しています。
2019年度総会用 高速道路特別会計有効活用に関する議案
2019年6月組長会決定 まちづくり基金(旧高速道路特別会計)の具体的運用方法